令和5年度税理士試験の合格者7,125名

 11月30日は、令和5年度税理士試験の合格発表日でした。
 合格された方は本当におめでとうございます。そして、残念ながら合格に至らなかった方も本当にお疲れ様でした。
 令和5年度税理士試験の合格率21.7%、合格者7,125名、5科目合格者600名という結果が発表されております。
 全体の受験者数は昨年の28,853人よりも4,040人増加した32,893人となりました。
 受験資格が緩和されて初めての税理士試験となりました。
改正点①会計学に属する科目(簿記論及び財務諸表論)については、受験資格の制限がなくなり、誰でも受験可能となりました。
改正点②学識により受験資格要件を満たそうとする場合に修める必要がある科目の範囲が、 社会科学に属する科目(改正前:法律学又は経済学)に拡充されました。

科目ごとの合格率

・財務諸表論が大幅に上昇し、一方で簿記論が低下
(それにしても財表の28.1%は上げすぎのように感じます…)
・他の税法科目は大きな変化は見られない
(わたしが受験していたころは、10%未満の科目が多かったけど、今年は全科目10%超)
・受験資格の緩和→受験者数が増加→合格者数、合格率も上昇

学歴ごとの合格率

1位:大学在学中(30.5%)
2位:高校旧中卒(23.8%)
3位:大学卒(21.1%)
4位:専門学校卒(16.4%)
5位:短 大 ・ 旧 専 卒(13.6%)
圧倒的の時間量を投入できる大学在学中は強いです。
わたしが教えている大学でも80%ほどの合格率です。今年は簿財のダブル合格も多かったです。税法の合格者は3名でしたが、75%の合格率です。皆さんそれだけ努力をされたということですので、本当に素晴らしいことです。朝から晩まで、私たちが帰った後も自室室や図書館で勉強をされておりました。

年齢ごとの税理士試験合格率

・若いほど受かる確率は高い
・41歳以上の合格率(13.1%)は、20歳以下の合格率(36.2%)の三分の一
・受験専念できる環境はなくなる
・年齢とともに記憶力も悪くなる

令和6年度税理士試験実施スケジュール

来年の第74回の実施スケジュールについても発表されました。
・試験実施官報公告:令和6年4月5日
・受験申込受付開始:令和6年4月22日
・受験申込受付締切:令和6年5月10日
・試験実施:令和6年8月6日~令和6年8月8日
・合格発表:令和6年11月29日
 スケジュールについては今後変更の可能性もありますので、令和6年度受験される方は国税庁のHPを確認するようお願いいたしますね。