固定資産2億8千万超の差額
こんにちは、税理士の的場です。
先日、軽井沢に行ってきました。
天気も良く、このように浅間山が綺麗に見えました。
浅間山以外にも山々が綺麗に見えます。
左から黒斑山(くろふやま)標高2,404m、剣ヶ峰(けんがみね)標高2,281m、前掛山(まえかけやま)標高2,524m、浅間山(あさまやま)標高2,568mです。
これは丸山珈琲の小諸店前から取りました。
そして、その浅間山には、離山(はなれやま)、石尊山(せきそんさん)、小浅間山(こあさまやま)の3つの寄生火山があります。
そんな山の名前がついた珈琲をだしてくれるお店が中軽にあったのですが、閉店してしまったようです、残念です。
然林庵、また行きたかったです。
軽井沢新聞を読んでいたら、面白い記事をみつけました。
軽井沢病院の2022年度決算において。
保有資産が、実際に保有する固定資産より書類上は約2億8千万円超多いことを軽井沢町が公表したらしい。
その大半は、器具備品で、固定資産台帳では約24億7千万円。
で、実際にあったのはなんと21億9千万円余りだった…(その差額2億8千万円)
ちなみに固定資産税の税率は1.4%です。
この問題は、公文書公開請求を受けるなかで発覚。
町議会でも、実際にMRIもCTも1台ずつしか持っていないが、固定資産台帳ではMRIが3台、CTが2台となっていた。
また、病床数103床に対して、ベッドが183台あることも指摘された。
なぜこんなことが起きたのか
器具備品を
「取得しても固定資産台帳に登録していない」
「処分したの固定資産台帳から除去していない」
「固定資産台帳と現物の突合をしていない」
これらのことが考えられる。
軽井沢町は、2019年に導入した「固定資産台帳システム」を使用していなった。
そして紙ベースの固定資産台帳とエクセルへの入力を続けていたこともその原因だと指摘している。
紙が悪いわけではありませんが、わたしは紙は出しません。
紙廃止、税理士業でも出来ます。
それではまた。