河井寛次郎さんの「仕事のうた」

こんにちは、税理士の的場です。

民藝が好きな方はご存知ですね、河井寛次郎さん。
「暮しが仕事 仕事が暮し」の言葉を残した、日本を代表する陶工 河井寬次郎さん。
1926年に提唱された「民藝運動」で、柳宗悦(思想家)や濱田庄司(陶芸家 )とともに活躍した一人です。

河井寛次郎さんの言葉に「仕事のうた」というのがあります。
(京都の河井寛次郎記念館にあります。)

仕事が仕事をしています
仕事は毎日元気です
出来ない事のない仕事
どんな事でも仕事はします
いやな事でも進んでします
進む事しか知らない仕事
びっくりする程力出す
知らない事のない仕事
きけば何でも教へます
たのめば何でもはたします
仕事の一番すきなのは
くるしむ事がすきなのだ
苦しい事は仕事にまかせ
さあさ吾等はたのしみましょう

現代に生きるわたしたちが忘れてはならない大切なものを教えられるような気がします。

物質的な豊かさを追い求めるだけはなく、よりよい生活とは何かを本質的に考えたいですね。

それではまた。