センスは磨けば光るか

こんにちは、税理士の的場です。
今日はセンスについてです。
センスというと「洋服のセンス」のことが多いかもしれません。
「デザイン」と並んで実体がわかりづらい言葉かもしれません。
よくあるシーンは、
「デザインのセンスがないのでよくわからない」
「ファッションセンスがいい」
「料理の盛り付けのセンスが悪い」などなど。
「センス」とは何でしょうか?
「センスがよい人」とは、どんな人を指しているのでしょうか。
このようなセンスの話になると、水野学さんというアートディレクターの言葉を思い出します。
「センスのよさ」とは数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力である。
おしゃれもかっこよさもかわいらしさも、数値化できません。
しかしそのシーン、そのとき一緒にいる人、
自分の個性に合わせて服装の良し悪しを判断し最適化することはできます。
それを「かっこいい、センスがいい」というのです。
このように「センスは知識からはじまる」の中で書いております。
なかなか分かりやすいと思いませんか。
では会計人としてその「センス」とは何だろうかとよく考えます。
そもそも事務屋だからなかなか「センス」云々の話にはなりませんが。
でもそういう事務的な作業にこそ「センス」の良さが大切だと思います。
納品した、総勘定元帳や確定申告書は美しかっったか?
そこまでの作業は美しかったか?
スマートだったか?
なかなか合格点はわたし自身あげらるものではありません。
でも日々その辺りを追求しております。
税理士業界ではそこで勝負するか?
と大先生方からはお叱りを受けそうです。
もちろん税理士としての大前提があっての話ですが。
それではまた。