字は人を表す、ある程度。

こんにちは、税理士の的場です。

今日は字、文字について。

昔から「書は人なり」と言われます。

人物の実像はその人の書く文字にはっきり表れるとされてきました。

字は人を表すとは、ある程度合っているように思います。

人間の行動には、長年の間に染みついたその人の癖が表れているものです。

そして同じことがその人の筆跡にもいえるのです。

別に性格判断をするわけではありません。

字を丁寧に書くか、 大切に書くか、 ここを見てます。

新しいお客様との契約前に書類に必ず書いていただくことがあります。(この時代に)

契約するかしないかの判定メーターになってます。

雑に書く 、ササっと書く、殴り書き

それだけで契約しなかったこと、結構あります。

綺麗か汚いかの問題ではなく、丁寧に大切に書くかです。

税理士業で一度委任関係を結ぶと、業務の性質上なかなか離任することはありません。

そこで、いつも言いますが、入り口を整備しております。

何も思わないような、さらっと読めるようなホームページは作っておりません。

あえて、「クセつよ」なホームページ作りをしております。

こちらから発信しておけば、シールドも張れるわけです。

自分に合わなそうな方と委任関係を結ばないようにするためのバリアです。

初めての面談、そして、契約前に書類に書いていただくのは、そのためです。

「この時代に、紙かよっ」と思う方も多いと思います。

お客様も税理士を選びますが、税理士もお客様を選びます。

雇われていた頃は、そんなことは出来ません。

代表が釣ってきた魚を、最初に代表と目があったスタッフが捌く、そんな感じです。

でも独立したからには自分と合うお客様とのみとしか仕事はしたくありません。

あとは自分の感じたことに素直でいること。

過度にお役に立とうという意識には気をつけたいです。

資格業は自分の身を守る(資格を守る)ことが大切です。

極限まで身を削ってお客様にサービスしても、その価値を相手が認めてくれるとも限りませんしね。

私は稀有な税理士だと思います。

こんなことをブログで書いていいる税理士も私くらいなのではないでしょうか。

そんな私ですが、写真の字は殴り書きじゃないのか?

というご指摘を受けそうです。

これは昔、税理士試験(相続税法)の勉強をしていた際の模試の計算用紙です。

税理士試験は、試験中に手が止まる回数・時間を極力減らすことがスピードを上げるために大事なんです。

字がきれいな人でも解答用紙に書く字は乱れます。(私は綺麗な方ではありません)

そして腱鞘炎になる方も多いです。

近いうちに、税理士試験の理論問題の速記のコツ・意識したことを書きたいと思います。

それではまた。