何か事件が起こりそうな雰囲気

金田一と言えば、金田一耕助です。
金田一の名言と言えば、何と言っても「金田一耕助は、金田一耕助である。」ではないでしょうか。
これは、金田一耕助の物語の中で、彼自身が自らのことをそう表現する場面で使われる言葉で、彼の個性や、事件を解決するための独特な探偵術を表しています。
何だか事件が起こりそうな気がします。

※何か事件が起こりそうな雰囲気 by iPhone 15 Pro

金田一温泉に泊まります

青森出張の際は、よく利用をさせていただいております。

金田一温泉は、岩手県北の秘湯です。
金田一の地名の由来について諸説あります。
南部氏の第4子の四戸氏から出た金田一氏にちなむという説などなど。

南部藩の時代から温泉に恵まれたこの地は、座敷わらしの里として知られてます。

その自然と風土に影響を受けた、芥川賞作家・三浦哲郎の思いが深く残っている里です。
青森出張の際は県境のこの金田一温泉をよく利用します。

金田一温泉の源泉そのままのお湯に入れているのは、「カダルテラス金田一」のみです。
日帰り入浴もあり、混雑してますが、わたしが宿に戻るころはほとんどいません。

金田一温泉に4つある源泉のなかに、「黎明(れいめい)の湯」というのがあります。
とろりとした肌当たりの良いお湯が特徴で、体の芯まで温まりやすく、美肌効果があるとされています。

泉質は低張性アルカリ単純泉で、体の芯まで温まります。
仕事疲れがとても癒されます。

事件が起こりそうな雰囲気

雰囲気だけで何か事件が起こるわけではなく、いたって平和です。

今は、隔週でここ青森(ここは岩手県ですが)に4泊5日で出張しています。
ただ、青森出張している時に贔屓にしている中華料理店が倒産したというニュースが入ってきました。

横浜中華街の老舗「聘珍樓」が破産してしまいました。
聘珍樓が横浜地裁から破産開始決定を受けて、その負債総額は3億円以上となる見通しだそうです。

なぜ倒産するのか

企業が倒産する理由は多岐にわたります。
根本的には「資金が回らなくなる(所謂資金ショート)」ことが直接的な原因です。

倒産とは、企業が経営破綻し、債務を返済できなくなった状態を指します。
会計上は、取引先が倒産した場合、その債権が回収不能になった際に「貸倒損失」として計上されます。
一方、税務上は、貸倒損失を損金(費用のこと)として計上するには、一定の要件を満たす必要があります。

貸倒損失として計上するためには、「法律上の貸倒れ」「事実上の貸倒れ」「形式上の貸倒れ」の3つの要件のいずれかを満たす必要があります。 法人税の講義で好きだったやつですし、今でも「キュロクイチ」で行こうと思いますとかを話します。

「キュロクイチ」とは、法人税基本通達9-6-1のことです。
売掛債権が回収できないときの税務上の取扱いのことです。

1. 法律上の貸倒れ
金銭債権が法律上消滅した場合(例: 債務者が破産した場合、債権が時効で消滅した場合)です。

2. 事実上の貸倒れ
債務者の資産状況、支払能力等から見て、債権の全額が回収できないことが明らかになった場合. 担保がある場合は、担保を処分した後でなければ損金経理できません。

3. 形式上の貸倒れ
債務者との取引を停止した後1年以上経過し、弁済がない場合、または債権の取立てのために要する費用が債権額を超える場合です。

そんなことにならないようにしたいものです。