どうして税理士試験に勝てたか

「おなじみ」のチャーリー・ブラウン。
ジグザグTシャツを着た愛すべき敗者です。
全く勝ち目がなくても決してあきらめません。
彼はいつも妥協しないヒーローなのです。

※どうして税理士試験に勝てたか by Sony α4+24-70mmF2.8

大原での仕事を辞めた

私は資格の大原の税理士講座と簿記講座で仕事をしておりました。
契約で正社員ではありません。
大原はTACと違い、一年契約の人が多かったです。

働きながら税理士を目指すのは可能です。
ただし、当然ながら相当な努力が必要となります。

受験専念、独身で勉強を始めても、
合格するときには仕事しながら、配偶者、子供がいるなんてのが多いです。

私はその逆でした。
最初から税理士事務所で働きながら受験勉強をしていました。

簿記3級という資格を持って未経験で税理士事務所で働いていました。
実務が面白く、資格のことが後回しになってしまってました。

受験専念で会計税務の勉強をしてても、実務のスキルは別です。
これも逆で実務のスキルがついたけど、資格がついてこない。

税理士は資格がないと税理士とは呼べない。
決着をつけるため全ての仕事をやめました。

自習室での勉強を辞めた

大原の自習室に通うのをやめました。
あの空間に飲まれそうだったから。

資格の学校の休憩室などでわちゃわちゃとたむろしている受験生がいます。
残念ながら、長年合格できない人が多いですよ。

勉強仲間を作ることが悪いことだとは思いません。
私も受験生時代の法人税と消費税の受験仲間は、今も大切な仲間です。
みんな税理士になっています。

休憩室でダラダラと雑談し、わちゃわちゃするのは嫌いだし、仲間ではないです。
本当の仲間はお互い高め合える存在です。

あとは自習室の雰囲気です。
その雰囲気に飲み込まれそうになります。

自習室には長老みたいなおじいちゃんもいました。
それと自分の家のように電源タップを使用したり。
枕みたいなものを持ってきて机で昼寝する。

自習室に来る人は顔馴染みになります。
私も朝から晩まで自習室に篭って勉強していましたし。

その自習室の長老はボロボロのテキストを大切に持っていました。
何年も落ち続けているわけです。

自分もこのおじいちゃんのようになってしまうのか。
ずっと受からないで年齢だけ重ねていくようになってしまうのではないか。

惰性で勉強を続けている方が案外多かったように思います。
自習室の半分強はそんな方が占めているような状況でした。

気持ち的なものもあり、自習室通いを辞めました。
もちろん、それは孤高に自分の実力を高めるためです。

諦めない気持ち

結局最後は、諦めない気持ちです。
合格できない年は、どこかで諦めてしまうことがありました。

受験専念して常に「先行逃げ切り」を意識していました。
もちろん時間的にも優位ではあります。

最初から他の受験生に比べて成績も優位になります。
それを維持するだけです。

圧倒的な「先行逃げ切り」を意識してやっていました。
もちろんそれでも成績は徐々に上位から落ちていきます。

大原の母数は多いので、上位3割にいれば合格できると言われています。
その3割に常にいるようにします。

そうすれば統計的に見ても本試験でも絶対に合格できます。

なかなか考えているようにはいきませんでしたが。
失敗を繰り返し、諦めずに、努力をし続けることが大切です。

令和7年度税理士試験まであと1か月、諦めずに頑張ってくださいね!
わたしでも諦めずに挑戦した結果、こうやって税理士になれたんですから。