「お土産」って言う人がまだいたとは…
写真は高円寺でスタッフさんに買ったお土産です。
高円寺北口にあるドーナッツ屋さん「フロレスタ 」。
からだに優しいドーナツ屋さんなんです。

※「お土産」って言う人がまだいたとは… by Sony α4+35mmF1.4
高円寺北にはフロレスタがある
「フロレスタ」は体にやさしくおいしいドーナツのお店です。
店名のfloresta(フロレスタ)は、「森」という意味のポルトガル語でそうです。
自然で添加物を含まない材料を選び、お店で一つひとつ丁寧に手作りしています。
フロレスタのすべてのドーナツの原点となるプレーンドーナツ。
甘さ控えめで素材本来の良さや味わいを際立たせています。
数店舗ありますが、嬉しいことに事務所の反対側の高円寺北口にあります。
お店の前を通るとつい買ってしまいます。
近くのお客様のところにふらっとお土産をもって顔をだしたりしちゃいます。
(迷惑ない範囲内で)
どれもシンプルなのにやみつきになるおいしさです。
税務上のお土産は
会社の事業活動で発生する「お土産代」。
実は、法人税法上、その経費処理は一律ではなく、渡す相手や目的によって勘定科目が変わってきます。
例えば、取引先に持参する菓子折りなどは、一般的に「接待交際費」として処理されます。
ただし、高額すぎるものは経費として認められない可能性もあるので注意が必要です。
資本金1億円以下の法人の場合、年間800万円までなど、損金算入に上限が設けられています。
この点も意識しておく必要があります。
一方、会議で提供するお茶菓子は「会議費」に、不特定多数の顧客に配る自社製品の試供品は「広告宣伝費」に、そして従業員全員に渡すお土産は「福利厚生費」に分類されます。
このように、お土産一つとっても、その目的や相手に応じて適切な勘定科目を選ぶことが、税務リスクを回避する上で重要となります。
レシートには、何のために誰に渡したかを必ずメモしておくように皆さまにはお伝えしています。
後々の証拠として役立つでしょう。
「お土産」とか言う人はあまり信用できないと…
一昔前、税務調査の現場で使われる「お土産」という言葉がありました。
これは、お菓子や品物を指す一般的な意味とは全く異なります。
税務署の調査官が何も成果なく帰るのは体裁が悪いだろう、という納税者側の配慮から生まれた隠語です。
具体的には、調査官が指摘しやすい軽微なミスや申告漏れを、あらかじめ帳簿に用意しておくこと。これにより、調査を早めに切り上げてもらい、大きな問題の追及を避ける目的で使われることがありました。
しかし、現代の税務調査では、この「お土産」はほとんど通用しません。
そして、そんなことを「お土産」という税理士もいないと思っていましたが…、いました。
調査官は専門的な知識と経験を持っており、意図的なミスを簡単に見抜きます。
むしろ、このような行為は「意図的な帳簿操作」と見なされます。
かえって調査を厳しくするきっかけになりかねません。
正しい申告を心がけ、調査には誠実に対応することが一番。
それが結果として最もスムーズな解決につながる道です。