24時間365日いつでも投函OKな「時間外収受箱」とは?

確定申告の時期、税務署の窓口は大混雑ですよね。
「仕事帰りにしか行けない」「窓口で並びたくない」という方にぜひ知っておいてほしいのが、税務署に設置されている「時間外収受箱」。

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24時間365日いつでも投函OKな「時間外収受箱」とは?

 「時間外収受箱」とは、一言でいえば税務署専用のポストです。
全国すべての税務署に設置されており、確定申告書などの書類を24時間、土日祝日を問わずいつでも提出することができます。

「時間外」という名前がついていますが、実は税務署が開いている時間帯に使ってもOKです。
窓口が数十分待ち…なんて時には、箱にサッと投函して帰るのが賢い選択かもしれません。 

どんな書類が出せるの?
基本的には税務署に提出する書類なら何でもOKです。
・確定申告書(所得税、贈与税、消費税など)
・開業届や青色申告承認申請書
・源泉所得税の特例に関する申請書
などなど。

わざわざ窓口の職員さんに手渡さなくても、この箱に入れれば正式に受理されます。
設置場所は税務署の入り口付近にあることが多く、鉄製の頑丈なポストのような見た目をしています。
(写真は神田税務署です)

書類の出し方と「控え」の注意点

出し方はとてもシンプル。
書類を封筒に入れ、のりで封をして投函するだけです。

封筒の書き方は「超ざっくり」で大丈夫
郵送ではないので、切手を貼る必要はありません。

封筒のサイズも自由で、A4が入る角2封筒でも、書類を折って入れる長3封筒でも問題ありません。
宛名に「〇〇税務署御中」と書く必要も、裏に自分の住所を書く必要もありません。
中身の書類にあなたの情報が書いてあれば、税務署側で誰のものか判断できるからです。封筒の表に一言「確定申告書在中」とか書いておけば親切ですね。

ここで注意です。
2025年(令和7年)1月から「控え」の運用が変わりました

これまでは「申告書の控え」と「切手を貼った返信用封筒」を同封しておくと、税務署が受領印を押して送り返してくれました。
しかし、2025年(令和7年)1月からは、この受領印の押印サービスが原則廃止されました。

現在は、控えを同封しても「受領した日付」などが記載されたリーフレットが届くだけです。
もし「受領した証拠」が公的に必要な場合は、e-Taxでの提出か、窓口で「リーフレット」の発行を依頼する形になります。

期限ギリギリでも間に合うのか

「今日が提出期限だけど、もう夜だ!」という時でも、時間外収受箱ならまだチャンスがあります。

最終日の深夜に投函しても大丈夫なのか。
結論から言うと、期限日の24時を過ぎても、翌朝の職員さんが回収するまでに投函できれば「期限内」として扱われる可能性が高いです。

税務署の運用では、閉庁後に投函されたものは「その前日(開庁日)」に提出されたものとみなすルールがあるからです。
ただし、回収時間は税務署によって異なるため、あまりに過信せず余裕を持って投函しましょう。

書類に不備があったら後日、税務署から電話やハガキで連絡が来ます。
窓口と違ってその場でチェックしてもらえないので、提出前に計算ミスや押印漏れがないかセルフチェックを忘れずに。