明後日にひかえた「税理士試験の目的」とは

こんにちは、税理士の的場です。

いよいよ明後日が税理士試験の初日です。
わたしが受けるわけではありませんが、何だかとても緊張します。
当事務所のスタッフは相続税の受験を断念したみたいです…(頑張ってほしいですし、応援してます)
因みに写真は幕張メッセで行われた税理士試験の写真です。

さて、「税理士試験の目的」ってご存じですか。

税理士試験の受験案内には、「税理士試験は、税理士となるのに必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを判定することを目的として行われます。」と書かれています。

そして、税理士法第一条に税理士の使命を「税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそつて、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。」と規定されています。

つまり、税理士試験とは受験生が「税務に関する専門家である税理士になる資質があるのか?」を測る試験だと思います。
そして、資質とは「税法を正しく解釈、適用できる知識と応用能力を持っていること」であると思います。

わたしは、法人税法の先生に「クライアントの社長に説明するように理論を書きなさい。」と指摘されたことを覚えています。
税法条文を書くのに、条文をベタベタと書いてしまい、文章になっていないことを指摘していただきました。

税理士試験では、名前も顔も知らない試験委員が受験生のみなさんが書いた答案だけをみて、「税法を正しく解釈、適用できる知識と応用能力を持っているか?」を判定するわけです。

だからわたしは書き方にも拘りました。
・びっしり書かない(つまってしまい見にくいかと)
・分頭を1字下げにする(書き出しがわかりやすい)
・漢字は少し大きく、ひらがなは少し小さく
・青インクで書く(枠や罫線が黒だから、字が際立つ)
・ペンに拘る(ジェットストリームなど)

がんばれ、受験生。

それではまた。