令和6年度税理士試験の結果について

こんにちは、税理士の的場です。

11月29日は、令和6年税理士試験の合格発表日でした。
国税庁のWEBによって行われる初めての年です。

先ず、官報合格そして科目合格をされた皆さま、本当におめでとうございます!

教えている大学の学生さんからも良い報告をいただけました。
残念な結果だった学生さん、ちゃんと報告してくれてありがとう。
そしてうちの事務所のスタッフ、よく頑張りましたね。
皆さん、本当に良い顔をされておりました。

報告する、報告できる仲間や先生がいることの素晴らしさを感じました。

令和6年度の税理士試験は少しだけDXしました。
今までは、窓付き封筒で税理士試験等結果通知書が12月初旬に届きました。
(わたしが受験していた頃はクリスマスの頃でしたので、プレゼントが届くかのようにドキドキしていました)
令和6年度の税理士試験から、インターネット発表になりました。
(遅すぎだと思いますが…)

今年度の合格率で特徴的なのは、財表の大幅下落で8.0%(△20%)と相続の上昇18.7%(+7%)ですね。
特に財表については合格率の乱高下が激しい傾向にあり、合格率としては全く安定してません。

8.0%は厳しいですね…
わたしが合格した年で一番低かったのが消費税法合格の年で9.0%でした。

残念だった方

税理士試験に不合格となった場合、まずは勉強方法を見直すことが重要です。

試験結果を振り返り、どの科目や分野で得点が伸び悩んだのかを詳しく分析してください。
これにより、特に力を入れるべき領域を特定できます。
税理士試験は長丁場です(特にわたしは苦労したので…)

自分の学習スタイルが適しているかを再度検討してくださいね。

わたしは働きながらでしたので、学習時間の管理も見直しをしておりました。
(お昼休憩中、始業前、巡回監査の往復の電車内、定時であがって自習室など)

毎日の勉強時間が十分確保されているか、集中力の維持ができているかを確認し、
必要に応じて学習環境を改善しましたいところです。

それではまた。