独立したのに時間に縛られることをした大失敗
こんにちは、税理士の的場です。
独立後は定休日がありませんが、ずっと定休日ともいえます。
休みも仕事をするのも自由なので。
ですが、独立後にやってしまった大失敗が、時間拘束をされる仕事を受けてしまったこと。(今はもうやっておりません)
10時半から19時半までの自分の時間を売ってしまいました。
言わずもがな、その責任は自分にありますが、本当に大失敗でした。
それは、独立後に食べていけるかという不安からでした。
目の前の餌に釣られてしまったわけです。
時には朝から晩までコピー機の前に立ちコピーしてスキャンして…というようなことも。
何も仕事がないからこういったこともやってました(指示されるわけです)
隠れてコソコソ税理士業をしているのではと勘ぐられ、自分のスマートフォンやPCの持ち込みを禁止されたり。
わたしに会いに来る時は「税理士業をしていないか」の確認のためだけという感じで。
まるで陰湿なイジメのようでした(そのように感じました)
人間関係にも疲弊しました。
そもそも人間関係を構築するのは得意なのか、そうではないのか、分からなくなりました。
本来であれば独立後は、人間関係をある程度コントロールできます。
ある意味簡単でもあります。
そこで無理に人間関係を構築することをやめました。
人間関係というものは後に構築されるののであって、構築しに行くものではありません。
昔からわたしの考えは、「すべての人とはわかりあえない」というもの。
当たり前のことですが、結構当たっているの思っています
・話せばわかる
・悪気はない
ということは、ないかなと…
もちろん、わたしのすること、考えと、わかりあえないということもあるでしょう。
この「わかりあえない」を前提に、人間関係をつくり、
そして時にはやめていきたいものです。
独立後は、なおさらそれが不可能ではありません。
私が、工夫しているのは、次の3つです。
・自分を出しておく
・人間関係の判断材料を減らす
・わかりあえないときの撤退を徹底する
自分の考えを出しておけば、そこで「わかりあえない」と思われたら、
人間関係には発展しません。
仲良くなったり、仕事の依頼をいただいたりすることはないのです。
ただし、自分の考えの出し方が甘いと精度が落ちます。
望む仕事、望むお客様に来ていただいたいなら、自分の考えを出す精度、
つまり発信の精度を高めましょう。
中途半端にいい人を演じると、 望まぬ方にも、「わかりあえる」と思われてしまいます。
わたしはキチンと嫌われたいです。
(嫌われるべき人にはですが)
それではまた。