わたしなりの士業の価値観
税理士は脱税相談に応ずることができません。
依頼者が租税に関して不正な行為がある場合には、是正をするよう助言しなければなりません。
税理士は、業務に関して知り得た秘密を守る義務があり、安心して依頼することができます。

※わたしなりの士業の価値観 by Sony α4+24-70mmF2.8
税理士とは
日本税理士会連合会では、暮らしのパートナーとして紹介してます。
身近にいつでも相談できる親しい税理士を見つけておくことも生活の知恵です。
健康のことでホームドクターに相談するように、税金のことは税理士に「事前」に相談することがもっとも賢明な方法です。税理士は職務上知り得た秘密を守り(守秘義務)、相談者との信頼関係を揺るがすことはありません。
東京税理士会では、税理士は、税の専門家として納税者が自らの所得を計算し、納税額を算出する申告納税制度の推進の役割を担います、このように紹介しています。
税理士法の第一条には次のようにあります。
税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命としています。
向いている人って
税理士は、法律の枠組みの中でクライアントの利益を最大限に守る職業です。
そのため、道徳観や倫理観が高く、公平かつ誠実に業務を遂行する姿勢が求められます。
税務調査のサポートを含め、クライアントが法的トラブルに巻き込まれないよう適切なアドバイスを行う仕事には、正義感が欠かせません。
具体的にどんな人か?
・会社経営に興味を持てる人
・お金が好きな人(お金とちゃんと向き合える人)
・日々コツコツと数字と向き合える人
・ひとりが好きな人(よくいる、私もこれ)
・ある程度几帳面で細かい作業が嫌じゃない人
・勉強が嫌じゃない人(税理士試験を通過してますので、勉強は嫌じゃない人が多い)
・調べることが好きな人(ここは嫌じゃないではなく、好きな人)
・倫理観が高い人
・マメな人(税理士業はある程度キャバ嬢の仕事観に似ている)
向いていない人って
基本的には向いているところが一つもない人は、向いていないかなぁと。
具体的にはどんな人か?
・相手に不安を与えてしまう人(たまにいる)
・数字に苦手意識がある
・責任を取るのが怖いとかいう人(大学生の教え子に多かった)
・自己管理が苦手な人
・コミュニケーション能力がない人(ひとりが好きとは違う)
・「プロとして失格です」とかいえる人(じゃ業廃せいよ)
・頼りがいのない人(よくいる)
・責任転嫁型の考えの人(保身のための発言多めの人)
ではその税理士になるには?
(1)税理士試験に合格した者であること
(2)税理士試験を免除された者であること
(3)弁護士(弁護士となる資格を有する者を含む。)
(4)公認会計士(公認会計士となる資格を有する者を含む。)
のいずれかに該当しなければなりません。
日本税理士会連合会に備え付ける税理士名簿に登録し、税理士会に入会して税理士業務を行います。
これからの税理士に必要なのは、変化する環境に超柔軟に対応できるような頭の柔らかさと行動力だと思う。その辺りが欠けているとレガシーな税理士になってしまうでしょうね。