高円寺事務所オリジナルロンT

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そろそろ年末調整

2025年の年末調整の時期が近づいてきましたね。
今年は税制改正による大きな変更があります。

特に注目すべきは、「103万円の壁」として知られていた非課税ラインが「160万円の壁」に引き上げられることですよね。

これは、基礎控除と給与所得控除の引き上げによるもので、給与収入160万円以下であれば所得税がかからなくなります。また、扶養親族の所得要件の緩和や、大学生世代を対象とした「特定親族特別控除」の創設など、扶養に関する改正も多くあります。

これらの改正に伴い、年末調整の申告書様式も変更されますので、制度改正のポイントをしっかり確認し、提出書類の準備を進めましょう。

その後に法定調書

年末調整が終わり、ホッと一息つく間もなく、いよいよ法定調書の時期がやってきます。
年末調整の時期あたりから、税理士事務所で働く多くの人が所謂「季節労働者」になります。

主な提出期限は翌年1月31日。この期限までに、給与所得の源泉徴収票や報酬・料金等の支払調書など、多岐にわたる調書を正確に作成し、税務署へ提出する必要があります。

主なやることは、年間支払額の集計、各種調書の作成、そして法定調書合計表の作成と提出です。特に報酬や不動産関係の支払調書は提出範囲が細かく定められているため、対象者を漏れなくチェックすることが重要です。早めに準備を進め、ミスのない提出を目指しましょうね。

いよいよ確定申告

いよいよ確定申告の時期が本格スタートとなります。
前もって事務所オリジナル確定申告ロンTを着て、事前に広報をしています。

個人の確定申告は、原則として2月16日から3月16日までが申告・納税期間となります。
主なやることは、まずは1年間の収支をまとめた必要書類の準備です。源泉徴収票や控除証明書、医療費の領収書などを集めていただきます。

次に、集めた情報をもとに申告書を作成します。国税庁のサイトで作成できるe-Taxや会計ソフトの活用が便利です。そして、期間内に税務署に提出し、納税または還付の手続きを行います。(可能な限り自分でやった方が良いです)

特にフリーランスや副業をしている方は、青色申告と白色申告の違いや控除の適用をしっかり確認することが大切です。期限を過ぎるとペナルティが発生することもあるので、余裕をもって早めに準備を進めましょうね。

例年のことになりますが申告期限ぎりぎりのところで事務所を突撃訪問する方がいらっしゃいます。